英検対策ってどうしたらいいんだろう
私自身、英検準二級を受検し、上位2%の成績で合格することができました。
学生の方だと、学校の勉強とは違く悩んだり、社会人の方は久しぶりの検定で悩むこともあるのではないでしょうか。
私が実際に勉強した内容をお伝えしようと思います。
この記事でわかること
✓英検準二級の勉強法
✓使用した教材
✓英検対策以外でやってよかったこと
英検ってなに?
実用英語検定のことで、公益財団法人日本英語検定協会が主催している英語の検定です。
小学生から社会人まで幅広い年代の方を対象としている試験です。
また、7つの級が設定されているため、自身のレベルに合わせて受験することができます。
英検のレベル
英検は、1級から5級まで。ライフステージや英語技能にあわせて、だれでも身近にチャレンジできる学習目標としてご活用ください。
各級の目安 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)
今回は準二級(高校中級程度)を受検した際のお話をします。
使った教材
私が英検準二級に向けて使用していた教材をご紹介いたします。
単語
おすすめ度 | ★★★★☆ |
メリット | ・使用している人が多い ・長く英検受験者に愛されているシリーズ ・出る頻度順に分かれている |
デメリット | ・すべてを網羅できているわけではない |
単語帳は、こちらを使っている方が多いのではないでしょうか。
英検の単語帳と言ったら、パス単というくらい長い間愛されてきた単語帳です。
私もこちらを使用して、単語を勉強しました。
注意点としては、本番の語彙問題には、パス単に出てこない単語も出てきますので、この単語帳を完璧にしたから大丈夫というわけではありません。
わからない単語が出てきたらその都度、覚えると良いかもしれません。
文法
おすすめ度 | ★★★★★ |
メリット | ・高校英文法に自身がない方へおすすめ ・単純でわかりやすい ・難しい説明がない ・イラストがあってわかりやすい ・見開きページでわかりやすい |
デメリット | ・応用レベルではない |
高校英文法が苦手だったので、こちらを使用しました。
ただ、購入したのが、10年ほど前なので、改訂版は使ったことがありません。
しかし、細かい説明や複雑な説明がなく、非常にわかりやすかったです。
イラストもあるので、視覚的にも理解ができて、わかりやすかった印象です。
高校英文法が苦手な方はこちらをぜひ見てみてください。
問題集
おすすめ度 | ★★★★☆ |
メリット | ・分厚すぎず持ち運びやすい ・各技能の予想問題があり、1冊で網羅できる ・アプリから音声を聞ける |
デメリット | ・問題数が物足りなく感じるかもしれません |
予想問題集はこちらを使用しました。
一冊で、各技能の予想問題が網羅できる点が気に入っており、使用しました。
ただ問題数はそこまで多くないので、物足りなく感じる方もいるかもしれません。
過去問
おすすめ度 | ★★★★★ |
メリット | ・6回分で多い ・アプリで音声が聞ける |
デメリット | ・なし |
過去問は旺文社の6回分を使用しました。
数が多く、旺文社という信用できる会社なのでこちらにしましたが、過去問ならどこの商品でも変わりないかもしれません。
勉強法
ここからは、私の勉強法をご紹介いたします。
単語
私は基本的に単語は紙に書き出さず、何度も見て覚えました。
単語帳を使う時に欠かせないのがこの極細ふせんでした。
具体的な方法
赤シートで単語の意味を隠す
単語を見ながら意味を1秒で答える
一番下まで確認したら上に戻ってページの頭からもう一度チェック
自信が付いたら次のページへ
最後のページまで確認出来たら、最初から1セクション通してチェック
※一発で答えられたものにはチェックをつけます。
※チェック欄が一向に埋まらないものには付箋をつけます。
読解
読解を解くときのポイントは、流れで読むことだと思います。
単語一つ一つに注目するとわかりにくいので、一文ごとに意味をとらえた方が良いです。
ポイント
・逆接などの接続詞にマークをつける
・文の切れ目にスラッシュを入れる
・前の文にかかる部分にかっこをつける
・SとVを意識する
・前から順番に読む
練習方法
・まずは時間を図らずゆっくり読む
・上記のポイントを意識する
・読んだあとに日本語訳を確認し、自分がわからなかったところを確認する
・音読をする
リスニング
リスニングを練習する際のポイントは少し早めのスピードで聞くことです。
少し早めのスピードに慣れることで、本番のリスニングでは遅く聞こえ、余裕を感じることができると思います。
ポイント
・キーワードをメモする
・質問、問題を先読みする
・動詞やキーワードをチェックする
練習方法
・少し早めのスピードで聞く
・解き終わったら、スクリプトを確認する
・音読をする
・音読に慣れたらシャドーイングをする
作文
作文は私自身苦手ですし、独学での学習が難しい問題だと思います。
私が実践したことは、とにかく模範解答を書き写したり、研究すること。
それから、使える表現を覚えることでした。
ポイント
・使える表現や接続詞などを覚える
・模範解答を書き写して研究する
スピーキング
二次試験のスピーキング、緊張しますよね。
音読
・音源を聞いてオーバーラッピングをする
・文章の切れ目を意識する
・リエゾンを意識する
・読みながら意味を理解できるように練習する
No.4 No.5
・常に「自分がどうしてそれをするのか」を考える
・ニュースなどを読み自分の意見を作る
・英語で話す練習をする
No.1~No.3は、参考書に問題の答え方が載っているので、それを覚えてしまうのが良いです。
あとは、過去問などをたくさん解いて、自分の口から出てくる単語を増やすことが大事だと思います。
No.4とNo.5の質問に答える問題は、日ごろからどうして自分がそうするのか考えてみたり、ニュースなどを読んで自分の意見を持つ練習をするのが良いです。
本番どうしても思いつかないときは、自分が答えやすいように思い付きのことを話してしまっても問題ありません。
当日すぐに答えが出てこない場合は、「難しい質問ですね」など言って、時間を稼いでも良いと思います。
英検対策以外でしていたこと
英検対策以外でしていたことは、YoutubeやNetflixを見ることです。
Youtubeで生きた英語をたくさん聞くことは、英検の問題には直結はしませんが、英語の雰囲気や話し方、流れをつかむことができます。
おすすめのYouTubeチャンネル
おわり
英検準二級の学習方法の参考になりましたでしょうか。
英検合格に近づくきっかけとなれば幸いです。
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