外国語学習において、学習方法は悩みの種の一つではないでしょうか？
そんな悩みを解決する英語の勉強法の大全のような本をご紹介いたします。
本の概要
インパクトのあるタイトルですが、その通りで、発音から単語、会話まで非ネイティブの方々の英語学習方法がたくさん詰まっています。
「修行」はもういい。元イェール大学助教授が伝授する最強のメソッド‼
米イェール大学の教壇を去り、英語塾をはじめた異色のキャリアの持ち主が語る！ ハーバード、プリンストン、イェール…名門アイヴィーリーグのエリートも実践する「目で見て口を動かす」世界標準の英語勉強法とは？
「世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法」斉藤淳 [語学書] – KADOKAWA
タイトル：世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法 価格：1,540円（税込み） 出版社：KADOKAWA 出版日：2014年2月28日 著者：斉藤 淳
著者 斉藤 淳さんとは？
J PREP代表、元イェール大学政治学科助教授。
1969年山形県酒田市生まれ。
上智大学外国語学部英語学科卒業(1993年）、イェール大学大学院政治学専攻博士課程修了、Ph.D. 取得(2006年）。ウェズリアン大学客員助教授(2006-07年）、フランクリン＆マーシャル大学助教授(2007-08年） を経てイェール大学助教授(2008-12年）、高麗大学客員助教授(2009-11年）を歴任、2012年4月に帰国、英語塾代表として起業。イェール大学助教授時代はセイブルック寮の舎監も務め、3年間にわたって学生と寝食を共に過ごす。これまで各大学で「日本政治」「国際政治学入門」「東アジアの国際関係」などの授業を英語で担当した他、衆議院議員(2002-03年、山形4区）をつとめる。
研究者としての専門分野は日本政治、比較政治経済学。主著『自民党長期政権の政治経済学』により第54回日経・経済図書文化賞(2011年）、第2回政策分析ネットワーク賞本賞(2012年）をそれぞれ受賞。2014年に発売された『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』と『10歳から身につく問い、考え、表現する力』がベストセラーとなる。2017年12月に『世界最高の子ども英語』を刊行。 J PREP では、全体の統括に加え、教材開発、授業、進路指導を担当。
講師紹介 | J PREP 酒田校
経歴を見てもすごい方ですね。
↓斉藤さんが経営されている塾のYouTubeチャンネルがありました。
おすすめポイント
外国語学習のヒントが詰まっている
発音、発声方法、文法、単語、リスニング、ライティング、リーディング、スピーキングと６つのチャプターにわたって各項目の学習方法が記載されています。
こんなにも丁寧に全スキル面で学習方法を紹介している本があるのでしょうか・・・。私は図書館で借りて初めて読んだのですが、感動して一気に２周し、返却後にはすぐ本を購入しました。
定期的に読み返す本の一つになっています。
おすすめの教材がたくさん紹介されている
各テーマの終わりには、おすすめの教材や著書が紹介されています。
イェール大学の元助教授がおすすめする教材って気になりますよね。さらに、おすすめのポイントまで記載されていて、試してみたくなるものばかりでした。
単語の学習方法
本の中で触れられていますが、単語は絵や動画を使って覚えると、印象に残りやすいという話。日本在住者と留学経験や帰国子女の方の違いは、単語に対して単語の背景や状況があるかないかだそうです。確かに、単語帳や教材から学んでいると、それがどのようなものに対して使われるのか、どのような状況で使われるかイメージが難しいですよね。
そのためにも、映像を活用して単語に対するイメージを深めていくことが重要だそうです。ピクチャーディクショナリーも同様の意図があるようです。
インプット：アウトプットは８：３！？
音読やシャドーイングを通して、聞きっぱなし、読みっぱなしから、アウトプットしていくことの大事さや、イェール大学の学生のスピーキング練習方法まで紹介されていました。
まずは、自分について話せるようになることを目標に自己紹介から話せるようにする。
ライティングのポイントもたくさん紹介されています。
リスニングではディクテーションについて紹介されていますが、これも頑張りたくなります。
とにかく、「これやってみたい」と思えるような学習方法や学習のヒントが詰まっています。
こんな人におすすめ
これは、試験勉強をしている方にも、英語や外国語を話せるように、聞けるようになりたい方へもとにかく学習者みなさんへおすすめできる本です。
おわり
今回は、私が「この本すごい！」と感動した本をご紹介いたしました。
とにかく学習のヒントがたくさん詰まっている本なので、ぜひ皆さんもチェックしてみてください。
読書の時間がない方はこちらもおすすめ
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読みたい本はたくさんあるけど読む時間がない方や毎日の通勤時間を有効に使いたい方、目が疲れてしまうので耳から情報を取り入れたい方。
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