中国語やベトナム語の発音難しい
韓国語の発音がいつまでたっても苦手
発音に苦手意識がある方は多いのではないでしょうか。
しかし、中国語など発音ができないと全く伝わらない外国語もあります。
そんな外国語を学習している方におすすめの誰でもネイティブ並の発音になれる方法をご紹介します。
私は、この方法で3言語の発音を身につけました。
発音が苦手な原因
基本的に発音が苦手な方はこの3点が原因の場合が多いと思います。
正しい発音が分かっていない
ネイティブが話している発音をじっくり聞いてみたことがありますでしょうか?
「この音はこんな音で…」などイメージが湧くと比較的自分でも発音がしやすくなると思います。
たくさん聞いてはいるけど、どんな音かと言われたら想像つかない場合は、正しい音自体がわかっていない可能性も。
口の形が間違っている
大きく口を開ける発音や口をすぼめる発音、横に開く発音など、日本語に比べてたくさんの口の形があるのが外国語の発音だと思います。
「恥ずかしい、そんなの意外と大事じゃない。」と思うかもしれませんが、口の形を少し変えるだけで、劇的に発音が変わる場合もあります。
舌の位置が間違っている
発音によっては舌を上に付けたり、歯の裏に当てたりする発音があります。
その際の舌の位置が間違っていると正しい発音ができません。
ネイティブに近づくためのステップアップ
じゃあどんな風にしたらいいの?
発音できない、苦手な理由がわかったあとは、発音を矯正していきます。
たくさん聞く
まずはネイティブの発音をたくさん聞いてみてください。
ネイティブがどんな発音をしているのか聞いてみることで、発音自体のイメージをつくることができます。
NHKの語学番組でもYouTubeでも良いと思います。
おすすめは各国のニュースです。
アナウンサーの発音は日本でもそうですが、しっかり発音トレーニングをしているため、きれいな発音の方が多いです。
ニュースが苦手な方は、ネイティブのYouTubeでも良いと思います。
とにかくネイティブがどのように発音するか、どんな音なのかがわかるようになることがここでの目標です。
母音、子音の練習
母音、子音の練習音声などがあると思います。
まずはその音声と同じように発音できることを目標にします。
1,音声を聞く
2,音声にかぶせて同じトーン、同じ長さで発音する
3,2ができるようになったら、音声なしで発音する
4,音声を再度聞いて、正しい発音を聞く
5,録音して、自分の発音を聞く
※発音練習を始める前に、各発音の口の形や舌の位置に関する注意書きがあれば、必ずチェックするようにしてください
この過程でどうしても発音ができない音があるかもしれません。
最初の段階が肝心だと思うので、日数がかかっても、あきらめないで発音ができるようにチャレンジしてみてください。
単語で発音する
母音、子音が発音できるようになったら、単語で発音してみます。
大体の教科書には発音練習のページがあると思うので、単語で発音練習をしてみます。
そのようなページがない場合は、本文の中からピックアップしても良いと思います。
こちらも上記と同じ流れで練習します。
1,音声を聞く 2,音声にかぶせて同じトーン、同じ長さで発音する 3,2ができるようになったら、音声なしで発音する 4,音声を再度聞いて、正しい発音を聞く 5,録音して、自分の発音を聞く
勉強してて発音がわからない単語が出てきたら?
そんな時は、翻訳アプリがおすすめ
もし、本文で読み方がわからない単語があった場合は、下記のアプリがおすすめです。
私が愛用しているのはPapagoです!
このような翻訳アプリを使って発音してもらうことで、正しい発音を確認することができます。
短めの文で発音する
単語で発音できるようになったと思ったら、意外と文章で発音すると難しいことも。
練習の流れは同じなので、ここではポイントを紹介します。
長文を音読する
文で読めるようになったら、次は長めの文章で練習をします。
教科書の長文や教科書がない場合は詩の朗読もおすすめです。
私自身は、ベトナム語の発音を練習するときに、詩の朗読を何度もして練習しました。
※長文は紙に印刷しておいた方が使いやすいです。
※長文は一つだけで大丈夫です。
ネイティブに見てもらえる場合
ネイティブに発音チェックを定期的にしてもらえる場合は、この方法をお勧めします。
このような流れで発音を直していくと、いつの間にか発音が矯正されており、ほかの文章を読んでもほとんど間違いなく発音できるようになります。
頻繁にネイティブに見てもらえない場合
ネイティブに見てもらうことはできるけど、そんなに頻繁にできない。という場合は、自宅で本文を練習し、ある程度練習して自信がついてから、ネイティブに見てもらいます。
また再度一人で練習し、また機会ができたときに、見てもらうというだけでも、効果があります。
ネイティブに見てもらうことで、自分では気づかなかった発音の間違いに気づくことができます。
ネイティブには見てもらえない場合
ネイティブに見てもらうことで効率的に発音矯正ができると思うのですが、そんな相手がいない!という方は一人で練習する方法をお伝えします。
1,音声を聞く 2,自分で音読をしてみる ※苦手な発音を確認 3,苦手な発音を練習する 4,苦手な発音を含む一文を読む ※スムーズに読めるようになるまで繰り返す 5,全文を通して音読する 6,音声を聞いてかぶせて読む 7,音読を録音して、聞いてみる 8,見本の音声と違うように聞こえる発音を練習する
自分で録音することは恥ずかしいですが、思っていたより日本語っぽく聞こえたり、なんだか違う音に聞こえたり、自分が発音できていない部分に気づくことがあると思います。
そのほかにも、思ったよりつまらない話し方してるな~だったり、気付くことは多いと思うので、定期的に録音して練習することはとても良い練習方法だと思います。
発音練習をするうえで大事なポイント
発音はポイントはいくつかありますが、一番大事なのは、「●●語の発音は日本語と違うから難しい」「できなくてしょうがない」「私には無理」とあきらめないことだと思っています。
発音ができずネイティブに大爆笑された過去
学習を始めて数か月のころ、初めてネイティブの前でベトナム語を話したことがありました。
ですが、なんと発音が通じず下ネタになってしまい、大爆笑されてしまったことがあります。
発音が少し違うだけで全く違う単語になってしまうのが、外国語です。
大目に見て、理解してくれる人もいますが、もちろん理解せずに笑う人もいます。
私は、恥ずかしすぎてネイティブと話すのが嫌になりましたが、「もういっそのこと私を笑った人たちと練習しよう。」と思い、発音の練習を始めました。
最初は大爆笑した人たちでしたが、発音を良くしたいと真剣に思いを伝えると受け止めて、練習に付き合ってくれました。
それ以後、ネイティブに間違えられることもあったり、できない発音もほぼなく、発音には苦労せずにその後学習を続けることができました。
どんなに知識があっても、発音が違うと聞き取る側はとても疲れますし、変な発音をしてしまって恥ずかしい思いをすることもあります。
これを機にぜひ発音矯正に挑戦してみてください
おわり
アジア言語において、発音はとても大事だと思います。
難しい発音もたくさんありますが、きっと練習すれば良くなっていくものだと思います。
今回の記事が発音に悩む方の参考になったら良いなと思います。
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