今回は英語教材の中でわたしが長く愛用している教材をご紹介します。
英語が苦手な方やある程度勉強したのに会話に苦手意識がある方におすすめです。
そもそも君の英語レベルは?
私は学生時代は英語がとても苦手で、いつも赤点ぎりぎりの点数。
TOEICも人に言える点数ではなく、英語には常に苦手意識をもってきました。
現在は英検二級に上位1%の成績で合格し、英検準一級の対策中です。
この記事でわかること
✓おすすめの教材
✓おすすめなポイント
✓使い方
本の概要
私がおすすめする教材はこちらです。
毎日の英文法 頭の中に「英語のパターン」をつくる
早稲田大学の名誉教授であり、ハワイ大学で日本語と日本について学ばれたJames M.Vardaman(ジェームス・M・バーダマン)さんが作った教材です。
ジェームスさん自身が日本語を学んできた経験を活かして考えられた内容で、シンプルだけれど、だからこそ、英語が話せるようになるトレーニングができる本です。
タイトル:毎日の英文法 頭の中に「英語のパターン」をつくる 価格:1320円(税込) 出版社:朝日新聞出版 出版日:2012年9月7日 著者:James M.Vardaman(ジェームス・M・バーダマン)
TOEICでもきれいごとでもない話すための「英文法」。
英語が読めても、声に出す練習をしなければ、絶対に英語が話せるようにはなりません。日本の英語学習者に絶対的に足りないもの。それは、アウトプットのトレーニングです。本書には、話すために必要な英文法の基礎のすべて、55項目が網羅されています。無駄な英文は1文もありません。ネイティブがリアルに使うフレーズのみ使用しました。
朝日新聞出版 最新刊行物:書籍:毎日の英文法 (asahi.com)
James M.Vardaman(ジェームス・M・バーダマン)って?
(James M. Vardaman) 1947年、アメリカ・テネシー州生まれ。 プリンストン神学校、修士、ハワイ大学アジア研究専攻、修士。早稲田大学名誉教授。 著書に『シンプルな英語で話す日本史』『シンプルな英語で話すアメリカ史』(ジャパンタイムズ出版)、『地図で読むアメリカ』(朝日新聞出版)、『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』(ジャパンブック)、『アメリカ南部』(講談社現代新書)、『アメリカ黒人の歴史』(NHK出版)、『黒人差別とアメリカ公民運動』(集英社新書)、『毎日の英文法』『毎日の英単語』(朝日新聞出版)、『英語の処方箋』(筑摩親書)ほか。
ジャパンタイムズ出版 BOOKCLUB (japantimes.co.jp)
アメリカ出身の方ですが、とても日本語が堪能で、日本語で英語の教材だけでなく、歴史に関する本なども書いているそうです。
そんなジェームスさんが日本語が堪能になった秘訣の英語版がこの毎日の英文法に隠されています。
おすすめポイント
✓とにかくシンプル
✓話すために必要な文法が網羅されている
✓ネイティブがリアルに使うフレーズが収録
✓決まったトレーニング方法がある
✓わかりやすい文法解説
✓薄くて小さいテキスト
何と言っても、とにかくシンプルです。
英語のテキストというと、「これいつ使うのかな?」「自分はあんまり使わないな」「この文法複雑だな・・・・」そう思ってしまうフレーズがたくさんまとめられたテキストやフレーズ集がありますよね。
張り切って読んでみても、いつの間にか手を付けるのが億劫になってしまうテキストもあるかと思います。
英語苦手な方だと、挫折してしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このテキストはそのようなテキストとはとにかく正反対です。
紹介されている文法もとにかくシンプル。
例文も複雑なものはなく、自分もいつか言うかもしれない。そんなレベルのフレーズが収録されています。
中上級者の方がテキストを開くと「簡単すぎるんじゃない?」と一度閉じてしまいたくなるかもしれません。
ですが、会話が苦手であれば、ぜひまずは一周していただきたいと思う一冊です。
また、一般的なテキストだと、どのように学習を進めるべきか悩んでしまうこともありますよね。
ですが、この本は冒頭に使い方がきちんと定められており、その通りに進めていくことで、トレーニングができるような仕組みになっています。
その点もお勧めしたいポイントです。
こんな方へおすすめ
全レベルの方にお勧めしたい一冊です。
ただ、会話が問題なくできるというのであれば、このテキストは必要ないかもしれません。
特に下記の方におすすめします。
ある程度勉強してきて資格も取ったけれど、会話に自信がない方。
英語が苦手だけれど、英語に挑戦したい方。
初級レベルの方。
時間がないけれど、使える英語力を身に着けたい方。
英語苦手な方だと、分厚い文法書に苦戦したことがあるのではないでしょうか?
また、初級の方でも、長い文法書に気がめいってしまっていないでしょうか?
ぜひ、そんな方は一度この本を手に取ってみてください。
わかりやすく、簡潔な文法解説、シンプルな例文、文法の練習にはちょうど良い量の例文、見開き1ページで完結の一項目。
英語苦手さんや初心者さんがこのテキストを試さない理由はないのではないでしょうか。
また、英語の会話が苦手な方にもぜひ手に取っていただきたいです。
思ったように文法が使いこなせなかったり、難しい言い回しをしようとしてかえって言葉に詰まってしまったり。
そのような経験はないでしょうか?
簡単なテキストだとは思わずに、ぜひ一度開いてみてください。
使い方
本書にも記載がある通りのステップです。
1,文法のポイントのイメージをつかむ
2,例文を読んで意味を理解する
3,音声を聞きながら、テキストを見て音読する
4,音声を聞いて、顔を上げて、テキストを見ないで暗唱する
5,単語を入れ替えてトレーニングする
トレーニング内容も特に難しくありません。
テキスト自体が小さいので、通勤通学時間に行うこともできるかと思いますし、持ち運びにも適しています。
おわり
英語を勉強しているすべての方にお勧めしたいテキストです。
内容もシンプル、テキストのサイズ感もコンパクト。
良い点ばかりのこちらの本、ぜひ一度チェックしてみてください。
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