ある程度のレベルまでくると、語彙力は悩みの一つではないでしょうか。
めんどくさがり屋の私が短期間で楽に語彙力を倍増させたので、その方法をシェアします。
なお、こちらはほかの言語でも応用することができます。韓国語、英語もおすすめのサイトがあるので、別記事で紹介いたします。
用意するもの
最悪、ノートがなくても大丈夫ですが、メモしておけるものがあると後々見返せるので、おすすめです。
辞書アプリの履歴機能でも良いと思います。
ネット記事を使って増やす
2020年コロナが蔓延し始めた頃、「そういえばベトナムはどんな対策をしているのだろう」と思ったことがきっかけでした。
最初は語彙力のためではなく、ただ単純にベトナムの状況が気になり、ニュースを読むようになりました。
毎日毎日、日々の動向をチェックしていた結果、気が付いたら辞書がなくても9割くらいの記事は読めるようになっていたのです。(ものによります。)
私が使った記事でおすすめのサイトを紹介します。
NHK WORLD
ニュース初心者の方におすすめなのが、こちらのNHK WORLDです。
21言語で読むことができ、ニュース記事だけでなく、ニュース映像や日本での暮らしのポイントだったり、幅広く取り扱っています。
日本のニュースなので知っている内容が多く比較的分かりやすいです。一つの記事の長さも長すぎず、分量が丁度良いところもおすすめのポイントです。
ニュース記事に飽きたら、日本語や日本の文化を紹介する記事や動画を見るのも楽しいです。
Tuổi trẻ
若者向けのニュース記事サイトです。
VTV
ベトナムのニュースで忘れることのできないVTV。大手なので、とりあえずここを読んでおけばいいかなという気持ちもあります。
ニュースに飽きたらブログ
ニュースを毎日毎日読んでいると飽きてくるんですよね。
そんな時はベトナム人のブログがおすすめです。
日記や自己啓発だったり、内容が勉強になるのでおすすめです。
その他
その他には、好きな歌手や俳優の名前を入れて検索したり、料理について調べたり、ベトナム語で検索して出てきた記事を読むのもおすすめです。
記事の読み方
時間のある方は、書き写したりしても良いと思いますが、私は書き写しませんでした。記事をどこかに貼り付けて書き込むこともしませんでした。
私がしたことはただただ毎日1記事だけ読むことです。
読むと言っても、医療系、事件系、料理系、政治系など、毎日続けて同じジャンルの記事を読むことがポイントです。
読んでいる最中に出てきた知らない単語は辞書で調べて、メモをしておきます。私はこのメモも覚えようとはせず、ただのメモとして書き残していました。
余裕があれば、単語と一緒に例文も書いておくことで、どんなタイミングで使う単語なのかイメージしやすくなります。
本当に時間がないときは、辞書アプリの履歴から確認することもありました。
毎日同じジャンルの記事を読んでいると、似たような単語が頻出していることがわかります。メモしていると「あれ?前にも書いたじゃん」なんて単語があったり。
毎日同じような記事を読むことで、毎日同じ単語に触れることができるため、無理せず語彙力を増やしていくことができます。
気に入った単語があれば、覚えられるように集中的に勉強しても良いですし、毎日読んでいると知らない間に使える単語になっているものも出てきます。
私は自分が使いたい!と思った単語をピックアップして、日記に使ってみたり、ネイティブと時事ネタを話すときに使うようにしています。
このように毎日続けていると、ニュースの内容を知るはずが、いつの間にか単語の勉強のように語彙力を増やすことができるのです。
日本語でも覚えようと何度も書かなくても気が付いたら覚えている単語や言葉ってたくさんありますよね。それと同じような原理だと思います。
ポイント
まず、自分のレベルを把握することが重要です。
ニュース記事のほとんどが難しく読めない場合は、もう少し簡単なものから始めたほうが良いです。NHK WORLDのニュース記事が調べながらであっても苦ではないレベルであれば、NHK WORLDから始めることをお勧めします。NHK WORLDが簡単すぎる場合は、ベトナムのニュース記事をお勧めします。
そして、「単語を覚えよう!」ではなく、ぜひどんな事件があったのか、どんな政策をしているのか、ニュースの内容に着目しながら読んでみてください。そうすることで、より単語が頭に入ってきます。
おわり
めんどくさがりで、当時は公務員試験の勉強もしていたため、時間があまりなくとにかく読むことを重視していました。
時間をかけたくないけど、とりあえず勉強したい方はぜひニュース記事を読んでみてください。
コメント