【語学】語学系授業の受け方-日本人教師編

語学
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語学はやっぱりネイティブの先生じゃないと!

日本人の先生じゃ意味ない!

大学生のとき、周りの学生たちの話し声の中でこのような会話が聞こえてきました。たしかに日本人教師の授業は受講者が少なく、ネイティブ教師の授業は大人気でした。

大学であらゆる語学系授業を受講した私が考える日本人教師の授業のメリットや受講の仕方をシェアします。

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メリット

日本人の先生の授業を受けるメリットを紹介します。

メリット

1.説明が母語で分かりやすい

2.単語や表現の違いを確認しやすい

3.翻訳や通訳においての訳し方を教えてもらいやすい

4.勉強の仕方など相談がしやすい

5.その国での先生の体験談が聞ける

6.勉強のワクワクを共有できる

説明が母語で分かりやすい

同じ日本人なので、説明がわかりやすいです。
ネイティブの先生の説明ではなんとなくしかわからなかった部分も日本人の先生の説明なら腑に落ちることも。

まだネイティブの先生の言葉を聞き取るのが難しいという方は、質問のハードルを下げることができますし、ある程度身につけた方は、日本人の先生だからこそ得られることがきっとあると思います。

単語や表現の違いを確認しやすい

似た単語や表現、ネイティブの感覚ではなんとなく分かりづらいものでも、日本人の先生に日本語で説明してもらうことで分かりやすく感じることも。

自分から確認する場合も日本人の先生になら日本語で聞けるので安心感もあります。

翻訳や通訳においての訳し方を教えてもらいやすい

私は、訳すのが難しい歌詞や外国語に訳すのが難しいニュース記事などの訳し方を日本人の先生に相談したり、教えてもらっていました。

特に歌詞に出てくるラップの解釈は難しく、先生とあーだこーだ言いながら翻訳したことも。

翻訳などは特に日本語と外国語が堪能でないと難しいもの。
日本人の先生に教えてもらうのが一番でした。

勉強の仕方など相談がしやすい

外国語を教える先生はプロですが、もちろん私たち学習者のように初級や中級時代があったはず。
先生がどのように語学を身につけたのか、どんな勉強が良かったのか教えてもらえます。

私はおすすめの勉強法や、どのようにレベルを上げていくかの相談をしました。

また、語学における悩みを相談できるのも同じ母語の日本人の先生が一番良い気がしました。
外国人の先生でも相談できますが、同じ母語の方が同じ悩みが分かりやすいと思います。

その国での先生の体験談が聞ける

先生が研究に行ったときの話や留学時代、旅行など、先生が体験してきたその国での出来事を聞くことができます。

同じ日本人だからこそ見る視点が同じだったり、面白さや不思議に感じる部分が同じだったりと、その国への興味が増すきっかけになったりします。

勉強のワクワクを共有できる

先生方も常に最新の外国語を得るために学習中のはず。

こんなことわざがあった、この歌詞のこの表現が不思議だ、人気歌手が新しい曲を出した、など、意外と先生も学生と同じ興味を持っているかもしれません。

ちなみに私の先生は親世代より上でしたが、人気歌手の新曲のリリースを知っていたりして、授業中にMVを見たりしていました。

デメリット

日本人教師のデメリットはこちら。
※もちろん先生によります

日本語で教わるからこそ、学べる部分に着目して授業に参加することがポイントです。

デメリット

1.会話の練習向きではない

2.発音に癖がある

3.ネイティブの言葉の感覚とは違う

会話の練習向きではない

もちろん、中にはネイティブのように話す先生もいらっしゃると思います。

ですが、日本語で授業をする先生の講義を会話を目当てで授業に参加するのは間違いだと思います。(もちろん会話がメインの先生もいらっしゃると思いますので、時と場合によります)

発音に癖がある

これも先生によると思いますが、発音に癖がある先生もいると思います。母語が日本語なので、発音がネイティブにならないのはしょうがないと思います。

発音がすごく綺麗!と思う先生もいますし、話すのは上手だけど、発音がネイティブというわけではないという先生多いと思います。発音をまねるというより、発音のコツを教えてもらうことが重要です。

ネイティブの言葉の感覚とは違う

勉強して得た感覚とネイティブが話す感覚というのはちがうと思います。

ネイティブの言葉の感覚を知りたいのに、日本人の先生にそれを求めるのはまた違うのかなと思います。

私の講義の受け方

私は日本人の先生の授業もたくさん受講してきました。理由はとにかく知識を得たいから。

私が授業を受ける上で意識していたこと。

意識していたこと

1.発言をたくさんする

2.日本人の先生だからこそできる質問をする

3.授業後に先生と交流する

基本ネイティブの先生の授業と同じですが、上記を意識していました。

まず、とにかく発言すること。どの授業でもそうですが、発言することでやる気があるんだなと伝わります。私はとにかく発言しすぎて、みんながダンマリする時の発言役になっていました。

そして、日本人の先生だからこそできる質問をすること。

たとえば、翻訳がわからない部分を聞いたり、日本語に対応する単語や訳を聞く。細かい違いを確認したりするなど、外国語での理解が難しいことを質問していました。

中でも、翻訳に関する質問を授業後によくしていました。

これは先生の時間にもよりますが、私は授業後に先生を捕まえて、自主学習をした際に出た疑問点を教えてもらっていました。(主に翻訳系)
基本的に授業までに質問をいくつかピックアップしておき、質問することをほぼ毎回用意していました。

また、成長に悩んだときは先生にお勧めの勉強法を聞いたりして、とにかく先生との交流をしていました。(語学以外でも授業後にしょっちゅう先生を捕まえては質問をしていました。)

おわり

ネイティブの授業を受けないと、伸びない。日本人の授業は意味がない。

自分の経験を通してそんなことないと心から言えます。

ぜひ皆さんも日本人の先生とネイティブの先生の各々の役割を考えてみて、授業に参加してみてください。そうすることできっとよりたくさんのことを学べると思います。

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