Netflixで視聴可能の台湾ドラマ「悲しみより、もっと悲しい物語」の情報をご紹介します。
もとは、韓国の作品で、台湾で映画、ドラマへとリメイクされた今作品。
ただの恋愛ドラマではなく、深い悲しみと愛に包まれたこの話は、見る人の心を奪うこと間違いなし。
この記事で情報をチェックしてみましょう。
この記事でわかること
✓ あらすじ
✓ 主要登場人物
✓ インスタグラム情報
✓ ドラマ挿入歌（OST）
✓ 感想
あらすじ
余命わずかな青年は愛する女性の幸せを願い、命の炎が燃え尽きる前に、彼女を幸せにしてくれる人を見つけようとする。大ヒット純愛映画のドラマ化作品。
悲しみより、もっと悲しい物語 The Series | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
若くして寄る辺ない身の上になった音楽プロデューサーのK(リウ・イーハオ)と、交通事故で家族を失った作詞家のクリーム(アイヴィー・チェン)は、高校1年生のときに校庭で出会い、いつしか共に暮らすようになる。互いに替えがたいパートナーとして毎日を過ごすが、どちらも相手に対する恋心を隠していた。
悲しみより、もっと悲しい物語 の映画情報 – Yahoo!映画
キャスト紹介
K/チャン・チォカイ
父親が運転していた車が事故を起こし、病気の父親を抱えながら、アルバイト代で賠償金を支払い続けるが、家族間で問題が起こり孤独になる。しかし、クリームとの同居が始まり、Kは寂しさを紛らわしていく。
クリームとの日常を楽しんでいるある日、父親と同じ白血病を患っていることを知り、長く生きることができないことを悟る。
病気を抱えながら、自分の気持ちを抑え込み、クリームの幸せを一番に願う。
職業は作曲家。
作詞は苦手であり、クリームが担当する。
クリームとの夢は人気歌手A-linに自身の歌を歌ってもらうこと。
クリーム/ソン・ユェンユェン
事故で家族を亡くし、孤独な女性。
Kの学校に転校し、Kにちょっかいを出し続けるが、その行動にも理由があった。
しかし、Kの事情を知り、ひょんなことからKの家に住み始め、次第に恋愛感情を持つようになるが、Kへの気持ちを隠しながら家族としてKに寄り添う。
大学卒業後は、就職に困っていたが、Kの作詞を手伝ったことがきっかけとなり、Kとともに作詞家となる。
アン・イーチー
レコード会社でワンポーハンの下で働く女性。
大学生時代に子供を授かり、シングルマザーとして心臓病の子供を一人で育てている。
Kとクリームが作った曲の著作権をめぐり、ワンポーハンとともにKの関係者をあたる。そこで見つけたKの日記を読みながらストーリーが進んでいく。
ワン・ポーハン
レコード会社のプロデューサーで作曲家。
ドラッグ中毒の元恋人に振り回されながらも、次第にアンイーチーとその子供を気にかけるようになる。
OST
ドラマのタイトル「悲しみよりもっと悲しい物語」がよく合うようなしっとりとした切ないメロディーの曲が多いです。
どの曲もとても素敵な曲で、何度も聞きたくなるようなメロディーです。
感想（ネタばれ含みます）
とにかく悲しい
タイトル「悲しみより、もっと悲しい物語」その通りで、とにかく悲しい物語でした。
悲しいと言っても、「死んでしまうのが悲しい」「すれ違いが悲しい」なんてものではなくて、「相手を思うからこそ抑える気持ち」や「相手を思っての行動」とか。想いがとても深くて切なくて暖かくて悲しくて涙が出てくるストーリーでした。
クリームとKに焦点が当たっていますが、物語の進行に沿って、周辺人物の恋愛や親子間の愛も進んでいきます。二人の深い愛情はもちろん、周りの感情も複雑で切なくて、物語に引き込まれていきました。
ドラマ内で何度も出てくる「こんなに深い愛を見たことがない」というセリフ。本当にその通りで、クリームとKの間の愛情は普通の恋愛ドラマには見られないほど、深く美しかったです。
物語終盤で、クリームはKの病に気付かないふりをして、Kの願い（クリームの結婚など）をかなえていきます。
物語終盤での回想シーンでその事実を視聴者は知るのですが、号泣です。突然恋人ができたり、結婚することになったクリームの行動は本当はKを思った行動だったんだなと思うとつらくなります。
Kもクリームを悲しませないために、自分の気持ちを抑え込んで、クリームの幸せを願います。知人の写真館で、悲しさやくやしさを吐露しながら、悲しみに暮れた表情で写真を撮ります。遺品として残された写真や日記から伝わるクリームへの想いや自身の気持ちを抑え込んでいる悲しさを感じました。
演技がすごい
白血病患者役のフェンディ・ファンの終盤にかけての演技はとても素晴らしかったです。だんだんと弱っていく姿や弱りながらも生きようとする姿がとてもリアルでした。
また、クリームを思って涙するシーンがたびたびあるのですが、見てる方がこんなにも苦しくなるような涙があるんだと思わされるほど、Kの気持ちが伝わってきました。
クリーム役のワンジンの悲しいけれど、悲しさを表に出さない演技も素晴らしかったです。彼女が涙するシーンはつられて泣いてしまいました。
ストーリーの構成が良い
Kの日記を通して、過去と現代を交互に描くのですが、こういった類の物語って過去なのか現在なのかわからなくなることがあります。
しかし、このドラマはそんなことありませんでした。
今どちらの話をしているのかが分かりやすく、混乱することがありませんでした。
それも脚本がしっかりしているんだと思います。「これ今過去？」とモヤモヤならずに最後まで完走できてとても良かったです。
日記を通しての過去のシーンや会話の中での過去の回想シーンも違いがわかりやすかったです。
おわり
どんな人にお勧めなドラマ？
切ない物語が好きな方には是非おすすめしたい作品です。
思いっきり泣きたいときに見るのもおすすめです。このドラマを見るともっともっと家族や恋人を大事にしたくなること間違いなしです。
とっても良い作品でした。
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